JA7ZFのブログ

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3.5MHz用のG.Pアンテナ

今日の天気は雨と晴れが目まぐるしく変わっています。 昼過ぎからその合間を縫って、かねてから予定していた3.5MHz用のG.Pアンテナを建てる事としました。 冬になるとローバンドが活発になって来るので、久しぶりに出てみたくなったという訳です。        相棒はいつも助けて頂くGYPさんです。アンテナに関しても色々な経験とknow-howをお持ちなので心強い限り、私はいつも頼りっ放しです。 

 昨日までは必要な材料集めや、今まで使っていたアンテナの廃材を利用して垂直エレメントを組み立てたりと準備を進めてきました。 

 垂直エレメントの上半分はHy-Gain社204-BAの反射器エレメントを利用、下半分はクリエート・デザイン社218-Aのブームを利用して組立て、全長約12mです。 これにコイルとコンデンサを組み合わせてマッチングが取れるように調整します。

 立ち上げる基礎となる支柱は、Hy-Gain社204-BAのブームのパイプを使い、支柱と垂直エレメントの取り付け板は、M.Mアンテナ社の3.5/7MHz用ダイポールのマストクランプを利用しました。

      ↓ 垂直エレメントの組立準備。色んなアンテナの残骸を利用します。

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      ↓ エレメント・クランプ(コの字型の長いアルミ材ーM.M社の物を利用)

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組立や立ち上げの写真は、2人だけの作業だった上に、天候の変わりが目まぐるしかったので、ゆっくり写すヒマが有りませんでした。

 支柱を土中に埋めるための穴掘りはGYPさんが頑張ってくれました。 この支柱にエレメントクランプを付けて、いよいよエレメント本体を取り付けます。 エレメントにはあらかじめ支線となるクレモナロープを2段につけておき、立ち上げ後にバランスを見ながら3方向に張って冬の暴風に備えます。 

      ↓ 立ち上げた垂直エレメントを見る。 支柱はコの字金具の陰で見えない。

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             ↓ 何とか形だけは完成しました。

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 この後。ラジアル線として太い網線を(20mもの2本)敷地の端っこに添わせながら引いて、今日はここまでで終了。 ここでアンテナアナライザーを使い、取りあえず現状のZ,  R,  jなどを確認しました。 この後はボックスにコイル、バリコンなどを取り付け、状況に応じてインピーダンス変換用トロイダルトランスなどの準備もしてゆきます。 その後の調整やら何やらで実際の使用は数日後以降になりそうです。

 色々と物資の提供を始め、アドバイスや力仕事など、GYPさんには感謝感謝です。