JA7ZFのブログ

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中波用傘型アンテナ

 JA7NIさんの呼びかけに応じて、JA7GYPさんからお誘いがあり、アンテナの設置作業のお手伝いをしました。 3月1日午前、設置現場の大仙市神宮寺のNIさんの受信所へ向かいます。 現場は田圃の中にあり、何ぼでも長いアンテナを展開できそうです。 ワイヤーなどは細いので全く見えませんが、以下写真で想像しながらご覧ください。

3月1日

 建設地(まだ雪が大量に・・・)

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↓ 受信小屋と10mのミニタワー

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↓ 竹ポールを組立中のJA7GYP(左)とJA7NI(右)

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↓ ポールにワイヤーを付けて立ち上げるJA7NI(上)JA7GYP(下)

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↓ てっぺんで楽しそうに作業中のJA7NI

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↓ 中央部竹ポールの先端(竿灯の御幣を真似たつもり?竹の葉を残した)

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↓ 打ち込んだ杭にアンテナワイヤーの端末用竹ポールを縛る

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↓ 南側に立てた7~8mの竹ポール

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↓ 同、北側のポール

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↓ 第1期全景(左が北側、右が南側)

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↓ 延長コイルを付けてマッチング調整中

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↓ 取りあえずのアナライザー画面

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少し見にくいが、475KHz,  SWR=1.11,  R=48.0Ω,  X=4.8Ω となかなかの数値で、目的であるJD1小笠原諸島とのQSOに期待が膨らみます。

3月2日

↓ 同軸とアンテナの間に1:1アイソレーショントランスを入れてテスト

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↓ 北側のワイヤーをさらに90mほど伸ばす(向こうの木立辺りにも竹ポール)

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↓ ワイヤーの延長によりコイルの巻き数を減らす事が出来た

f:id:ja7zf:20190302101332j:plain↓ 最終版の全景(よく見えませんが写真の左端が北側のポール、右端が南側のポールです)

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3月3日

 この3日間は素晴らしい好天に恵まれて、事は極めて順調に進みました。 3日午後7時にJD1からの電波が発射される予定です。 この日も午後4時半頃GYPさんに同乗させて貰って現場に向かいました。 最終調整を終えて待機に入ります。

 今日の夕日は殊の外綺麗でした。 夕方からは流石に冷え込んで来ますが、それでも待望の春は間近という感じです。  

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 さて、肝心の結果ですが、 予定通りJD1から午後7時「CQ」が発射され、ここへはRST579~589と強力に入感してきました。 GYPさんが即コールします。 なかなか応答が来ず、相手は何度も「CQ」を出します。 NIさん始め、数局のJAも呼ぶのですが、やはり応答が帰って来ないようです。 結局1時間ほどこの状態でしたが、相手側の受信ノイズレベルが高いのだろうと想像しつつ、今回は諦める事にして8時過ぎに終了しました。 残念!!。 またいつかチャレンジしてみましょう。 

 アンテナを作って調整すると言う作業は楽しく、アマチュア無線の醍醐味の一つだなとつくづく実感した3日間でした。 NIさん、GYPさんお疲れさんでした。

 

↓ アンテナの概略図面です 

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