キーボードの収納
北東北の梅雨明けはあと2~3日という所でしょうか、今日も朝は好天でしたが、昼過ぎから曇って来ました。
何かやる事は・・・と考え、 「そうだ、キーボードを机の下に収納できるようにでもしてみようか。」と思い立ちました。 何しろ今の机の上は狭くて、キーボードの占める面積が大きくていつも不便に感じていました。 そこで、机の下部にスライド棚よろしく出し入れ出来るようにする事にしました。 早速ホームセンターへ行って材料を探します。 全て金属で作るのは厄介なので、スライド部分だけアルミの15m/mコの字型のアングル、他は木材で作るつもりです。
⇩ 集めた材料 15m/mコの字サッシ、30x10, 35x12角材、450x300板
この材料を切った張ったして、机の下に取り付けるべく、このような形に加工していきます。
⇩ 1次?加工
⇩ 2次加工、コの字レールを取り付ける
⇩ レール部完成
ここまで来て気になったのでキーボードの幅を測ってみたら、ありゃりゃ、46Cmもあります。 板の幅は45Cm。 仕方がないので、「どうせ見えるところじゃないし。」と思い直して板を2分割し、裏側に幅14~15Cmの板切れを張り付けて全幅を50Cmにしました。
⇩ カッコ悪いが、真ん中に板切れを張って50Cm幅に
出来上ったらレール部をキーボードの乗る板の幅に旨く合わせながら机の下に木ねじで固定します。
⇩ これは左側、 右も同様に
取り付けが出来たら、先ほどの板をコの字のサッシに差し込んでスライド具合を確認。
⇩ ま、こんな具合になります。
板の出し入れ具合は、19インチラック用のスライドレールの様なスムーズ感には程遠いですが、まぁ、モドキと言う事で我慢です。 もしや、レール部分も細い木で作った方が滑りが良かったかな?。
⇩ 手前側に引き出して使います
⇩ 普段は奥へ仕舞い込んでおきます
これで机の上も少しは広くなり、スッキリしたようです。 が、惜しむらくは「板の余計な加工が無ければ、もうちょいスッキリしてたかも。」ネ。
芙蓉が咲き始めました。 10年ほど前すぐ隣の道路端に生えてきたのを掘って来て植えたものです。 今では増えて大きくなりすぎて、花後の処理が大変になりました。 でも、綺麗だから我慢します。
紫陽花
ここは今「梅雨」の真っ最中です。 4,5日前あたりから紫陽花が満開になっています。 3年前に逝ったXYLがこの花がとても好みであちらこちらに植えていたものです。
↓ これはちょっと変わっているかも・・・。
↓ 紫陽花に紛れてツルが伸びて来た「ツキヌキニンドウ」の赤い花も。
暫くの間、何事も無くまた作る様な物も無く、このブログをご無沙汰してしまいました。 ま、生存証明です。
花見
世間では新型コロナウィルスの影響から、お出かけやら集会やらの自粛要請が出され、町の中は普段よりも人出がまばらなようです。 そんな中、不謹慎にも花見に出かけてみました。 近い所では桜の名所「千秋公園」も有るのですが、それよりも私は「太平川河畔」の堤防の両岸1km以上に続く桜並木が一番!と思っているので、そちらへ自転車で行って来ました。 ここの桜は、確か小学校の高学年の頃に植えられたように記憶していますので、樹齢は60数年になるはずです。 幹の直径は1m近いものが殆どです。 今日の天気は上々ながら、風が少し冷たくて、軽く防寒対策はしたつもりでも鼻水が出てきます。
⇩ 百石橋から牛島方面を見る
見た感じでは、8~9分咲きといったところでしょうか。 まだ赤っぽい蕾も僅かに確認出来、満開は明日か明後日かな?。 花は綺麗なのですが、 やはり堤防を歩く人の数は昨年の10分の1程度で、殆どの人はマスク姿です。(因みに自分もその一人) 川岸にゴザ敷いて・・・は居ません。
⇩ 百石橋からは秋田市の最高峰、雪の残る大平山
牛島方面から百石橋方向を見ると、 金照寺山があります。 子供の頃は、学校から帰ると近所の悪ガキ共とこの山(丘)を日の暮れるまで駆けずり回って遊んだ思い出が有ります。 実はアマチュア無線でDXにのめり込み出した頃、この地を借用して自分のアンテナを建てる計画をしたことが有りました。 色々あって結局は実現しませんでしたが、 今は鉄道系某通信会社の鉄塔が建っており、 コミュニティFM局のアンテナも中間あたりに装着されているようです。
⇩ 金照寺山の一ツ森と呼ばれる所に鉄塔、下を流れる太平川
川は緑色っぽく濁っていますが、 自分が子供の頃は清流に近かった様に記憶しています。 何しろ夏には悪ガキ連はここで泳いで遊んだのです。 魚もウグイ、オイカワ、フナ、鯉などよく釣れました。
ここへ来るたびに子供時代が鮮烈に浮かんでくる懐かしい場所です。
ここ何日かは「御触れ」に従って(いた訳でもないですが)外出していなかったので、 気づかなかったのですが、我が家の庭にも春が来ていました。
⇩ ほぼ満開の「ボケ」
⇩ 増えすぎて困るほど、「ツルニチニチソウ」
これからはどんどん暖かくなる” 年寄り向け ”の季節ですね。
再びダミーの改修
前回は、BIRD43のユニットを取り付けしただけでしたが、 今回は検知部をトロイダルコア式の-20dBカプラーにして、全面的にやり直してみる事にしました。 まず、現状の検知部をバラして、同軸の芯にあたるパイプ部分を取り出しました。
⇩ 検知部の取り出し
次に同軸の芯線にあたるパイプの外形と外被にあたるダイキャストの内径をノギスで測りました。 結果、芯の外径が17m/m、 外被部の内径が38.2m/mでしたので、この間に丁度上手く入り込むトロイダルコアを探す事になります。 そこでアミドンの規格を見たら、FT-114-72と言うのが合いそうな感じでしたが、 その前にまず仲間内に在庫を聞いてみました。 やはり聞いてみるもんですねぇ、GYPさんからメーカー、型番は不明ながら2種類拝借出来ました。 感謝感謝。
⇩ 拝借した2種類のトロイダルコア
このうち大きい方がコイルを巻いた状態だと丁度良さそうでしたので、 このコアにラッピングワイヤーを10回巻いてみました。 さらに芯パイプにテフロンシートを2重巻きした上にこのコアがピッタリ固定できるように紙テープを巻いて上手く合わせます。
⇩ こんな感じになります
これを外側のダイキャストケースに嵌め込むとカプラー部が出来上がりです。
⇩ コイルのリード線を出しておきます
後はこの部分にー20dBアッテネータと検波部を作るため、基板を付けてから小さなランドを貼り付けし、抵抗やダイオード、コンデンサ、ボリューム、スイッチなどを取り付けしていきます。 一応目安としてメーターのフルスケール200Wと2kWの2レンジにしようと思い、 スイッチで切替え出来るようにする事にしました。 しかし、このダミー、定格500Wとなっていますがそこはプロ用、1kWは楽勝です。 しかし2kWは??、でも10秒位なら・・・、とアマチュア的楽観論。
⇩ 基板の配線が出来た所
早速パワーを入れてみました。 先ずは200Wレンジ。 IC-7700をRTTYモードにして送信、 ダミーのボリュームを回してメーターの針がフルスケールの所で止めます。 続いてkWレンジ。 リニアを入れて1kWで送信、 同じくボリュームを回してフルスケールの75%くらいで止めました。(2kWも出るキカイが無いので・・・)
⇩ 完成しました。(校正はしていないので、パワー値はワカリマセン)
⇩ ラックの前に鎮座した終端型パワー計(モドキ)
上側の大穴がレンジ切替スイッチ用、下の小さい穴二つは調整VR用
左が200W, 右が2kW? のつもり
取り急ぎドタバタしながら作ったので、 何度か穴あけを間違えたり、基板のスペーサーの長さが切り方の不味さでマチマチだったりと紆余曲折の連続。 全くの未校正なので、メーターは単に「振れるダケ」状態ながら、何とか形だけは一応出来上りました。
ダミーの改修
今使っているダミーは、某FM局用だったので特定周波数帯のレベル検知回路が装備されています。 中を見るといわゆるCM結合型になっていました。 結合部の長さは3cm程度なので1.8MHz~7MHzでは感度がかなり悪そうだと思い、 原型を撤去して別の物を代わりに取り付けようと思い立ちました。 丁度仲間の”F”さんから譲り受けていた”BIRD43”のユニットがあったのでこれを繋げて利用します。
⇩ 現状
⇩ 既設の検知部を取り外す。
外した跡にBIRDのユニット用に取り付け板を作って固定するだけです。
⇩ BIRDのユニットと作った取付板
⇩ こんな具合に取付板を固定
⇩ BIRDのユニットを取り付け
黒いケーブルは検知された電圧取り出し用です。
⇩ これで取付だけは完成
何の事はありません。 途中にユニットを入れてパワーを測るというだけの物です。 後はこのユニットとダミーを接続して、 ユニットのもう片側からRFパワーを入れてやるのみです。
⇩ テーパーアダプタを付けて完成
しかし、まだメーターがありませんし、あっても校正しないと無意味だし、それ以前に今持っているスラグは10B(10W.max 50-125MHz)しか無いので、HF帯用の1000Hか2500Hを用意しなければという問題は残りますが、その辺はこれからゆっくり進める事にします。
※ よく見ればわかりますが、 取付板のユニット用穴の位置を間違って開けてしまい、開け直しています。 その部分には「バカビス」で誤魔化してご愛敬!!。
RF ATTを作る
明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い致します。
暫くの間ブログをサボっておりましたので(毎度の事ながら)何だか少し戸惑いを感じているところです。
去年の11月に「RFアッテネーターでも作ってみようか。」と思い立ち、準備を始めました。 まずは仕様内容です。 HF帯で使うのでアイソレーションなどは(とりあえず)気にしない事にして、減衰量を決めるスイッチは、1dB, 2dB, 3dB, 6dB, 10dB, 20dB の6種類として全部入れると合計42dB の減衰が得られる計算です。 一応は手持ちの部品で賄えそうに思っていたのですが、 きちんとパーツリストを作ると、やっぱり不足が有りました。 まず、肝心のケース、 抵抗器の一部、さらにBNCコネクターなどで、これは注文することに。
↓ ケース、基板、スイッチ、それに抵抗を使用順に並べて・・・。
ある程度揃ったところで、このように抵抗は順序良く並べて紙などに差し込んでおけば配線の時に楽です。 まず基板を必要な大きさにカットして、そこへ基板用トグルスイッチを付け、 配線図通りスズメッキ線と抵抗のリードを上手く使って配線,はんだ付けをして行きます。 抵抗は計算した値があれば各減衰部3個ずつで済むのですが、 そうもいかないので各々2個並列で近似値にしています。 回路は一般的なパイ型減衰器なので、特に回路図を表示する必要も無いでしょう。
↓ 作り上げた基板
さて、出来た基盤をケースに収める為に、ケースの穴あけ図を書きます。 この基板は2.54m/m間隔のユニバーサル基板なので、穴の位置寸法は、基板の固定用ビス穴、トグルスイッチ用の穴とも2.54m/m の整数倍になります。
↓ 穴あけ用の図面
ケースの穴あけ作業は、 ハンドドリルでは穴をあけるときにズレるのが嫌なので、 お仲間のJA7GYP古田さんに頼み込んでボール盤を拝借させて頂きました。 コの字型のアルミ板なので、コの字の内側に手ごろな木板などを入れて台にします。 ケースの高さと同等かそれ以上の大きさが必要です。
↓ このように内側に木を入れる。 勿論1個でもOK.
↓ 始めは細いドリルで、次に目標の太さのドリルで。
目的の穴が開いたら、スイッチの位置や基板の取り付け穴が上手く合っているかを確認します。
↓ 裏から基盤のスイッチ部を入れてみると、お~、ピッタリ !!。
上手く行った所で、 穴のバリを太いドリルで「丁寧に、慎重に」削り取りましょう。 気を抜くと太いドリルが小さい穴に食い込んで大失敗、これまでの作業をパーしてしまう危険もあります。
↓ バリ取りを終えました。
今度は基板取付用の穴です。 基盤は M2.6 x 15 の皿ビスを使いますので、 皿用に表面をサラいますが、 ここは 6~7m/m の普通のドリルでも代用しても何とかなりますが、一応皿用の物を使ってみました。 自作としてはあまり差が無いような感じが・・・。(実際は削る角度などが違いますけど) ビスを差し込んでみて、具合を確認します。
↓ ビス穴をサラって、ビスを差し込んでみる。
↓ こんな感じになります。
と言う訳で、その後は基板を固定して BNC-BR コネクターを取り付けして配線すると完成です。
↓ 完成したRFアッテネーター。(背面から)
で、一応は計ってみなければという訳で、アンテナアナライザー AA-54 を使ってやった結果がこれです。 BNCコネクタの片側へ50オームのダミーを入れて、各スイッチ1個ずつON, 全部ON, 全部OFF(スルー)あまり変化は無し。 まぁ若干の問題は有るでしょうが、 例によって「HF帯だもの。 ま、これでいいべ。」で終了です。
↓ 性能評価は???。
名残りの晴れ
ここ暫くの間、作ったり壊したりも無く機械の故障も無く、ただのんべんだらりと過してしまいました。 「名残りの晴れ」なんて呼び名があるのかね?などど思いながらタイトルに入れています。
今日は朝から実に良い天気になった。 きっと今年最後の小春日和になるのかもしれません。 秋田県の内陸側では大雪になっているようですが、海寄りの秋田市では数日前に5~6cm降ったくらいで、その後溶けてしまい、日陰に少し残っている程度です。 庭の木々にも冬支度をしなくてはなりませんが、段々寒くなって来ると、それに併せて面倒くさくなるので困ったものです。 そのうちに雪に埋もれてしまっても「ま、いいか。」などと都合よく納得?してしまう、秋田では「ヒヤミコギ」なんて言いますが、正にそのトーリです。
↓ 東の空
↓ 北の空
来年は「🐭」干支の一番目です。 心を入れ替えて何事も前向きに・・・。 鬼が笑う?。