JA7ZFのブログ

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変な言葉

 地元の新聞”秋田魁新報”に週一で「おじさん図鑑」という名でエッセイストの飛島圭介さんのコラムが載る。 毎回「おじさん」としての立場から今の世の変な所を巧く語っている。 自分も勝手におじさん仲間(今は、「じ」と「さ」の間に「い」が入るが)として、毎回頷きながら楽しく読ませてもらっている。 

           ↓ 魁新報2021.09.14の記事のコピーです。 f:id:ja7zf:20210914100448p:plain

 今回は「逆に」と「めちゃめちゃ」がやり玉?に上がっていた。 いちいち御尤もな話で、近頃のテレビではこれらの言葉が蔓延している。 先日はNHKの某アナウンサーも連発していたのには仰天してしまった。 言葉は変わるものとはよく言われている事だが、それにしても変わり過ぎと言うよりも、何かがおかしいのではないかという感は否めない。 「ヤバい」「そっちのヤツ」、何かに感嘆すると「凄~い」「ヤバい」としか表現出来ない(景色も食べ物もイッショクタの語彙不足)等々限がない。

 しかし、テレビなら映像と共に聞いているせいか何とか我慢出来ているが、 ラジオとなると言葉だけになるので、その違和感たるや大幅に増幅されて、不快感に変って途中でスイッチを切ってしまう事も度々だ。

 いつの頃だったか、「語尾上げ」が話題となり、実際「何でこんな変な喋りをするのかな?。」と思ったりしたが、最近はあまり耳にしない所を見ると飽きられたのか?、淘汰されたのか?。 そして今(前々からだが)気になるのは「語尾強調」と「語尾伸ばし」だ。「~だかぁ」「~しぇ」「~したのぉ」と、いちいち太字部分にやたらと力を入れて喋り、しかも100%ともいえるくらいの人は語尾に伸ばしが加わる。さらにはアナウンサーにも、偉い教授先生にもこんな喋りをする人がいるのは救い難い気持ちになってしまう。 おまけを申せば太字部分を強く発声し、同時に極端に音程を持ち上げて発声する人も結構多いのは「語尾上げ」の残党なのか?。

テレビを見ていてさえ気になってしまうのだから、 これがラジオで聞いていたのなら・・・・!!。 

 まぁ、政界でよく聞かれる「ごギロン頂く」「キンチョーカンをもって」「スピードカンをもって」「~~サセテイタダキ」「~を進めてゴザイマス」などキリは無いが、世の中もう少し「フツー語」で喋ってくれないものでしょうか?。