JA7ZFのブログ

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紅葉を見に

 10月23日と24日に、秋田県の中央北部の森吉山麓へ紅葉見物に出掛ける計画を立てていました。今年は、初日に国民宿舎森吉山荘に一泊して、翌日はスキー場のゴンドラに乗り、森吉山のてっぺん近くまで行く計画です。あとの事は成り行き次第。この日と翌日の予報は、天気具合も最高で絶好の紅葉狩り日和となりそうです。山荘へ行く途中で立ち寄った森吉山ダムの堤を歩きながら、周りの山の紅葉ぶりを見ると、結構な綺麗さです。

★ ダムの堤を歩く(全幅 約800m)

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★ ダムから見た山の紅葉(バカチョンカメラでは良く判りません) ↓

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 このダムは、普段各地で見かけるコンクリートの塊の様なダムと違って、「中央コア型ロックフイルダム」というものだそうで、土、砂利、岩石が堤の材料だとか。そんな訳で堤の表面は岩石が大量に積まれていました。

★ 構造図(国交省能代河川国道事務所HPより)

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 翌朝は、森吉山荘から県道309号を戻って国道105号線へ出て阿仁合方向へ向かいます。 

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山荘の周りの山は勿論、県道の道すがらの山々も見事な色合いで圧倒されます。国道へ出て南下、30分程で阿仁合の町に入り、トンネルを潜ってすぐ森吉山阿仁スキー場方面へ左折。30分位するとゴンドラの山麓駅に到着です。ゴンドラに乗って標高が上がるにつれて、木々の色が黄色から茶色へ、そして頂上駅近く(1000m位?)では落葉した枝だけになってしまいました。やはり下が綺麗だと上はもう終わりで、温度差が大きい事が判ります。それでも、今日の日中は寒いという感じは全く無く、歩くと少し汗ばむ程という、10月下旬にしては珍しい天気に恵まれたと思っています。

★ 間もなく頂上駅(広葉樹には葉がありません) ↓

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 ここからの帰り道は、また105号線を南下、大覚野峠を越えて角館を経由。武家屋敷通りの、少しだけ赤くなりかかった楓を見て、秋田への帰路につきました。「やっぱり車の方が自転車より楽だワイ。」

 

 

加茂水族館

 少し前にNHKのTV番組でも取り上げられ、話題となった山形県の日本海沿岸「鶴岡市加茂水族館」へ行ってみました。秋田市からは車で約2時間半です。この水族館は、今年6月に旧水族館のすぐ隣に新築オープンしました。土日は人出も多いだろうという事で、月曜日に出かけたのでしたが、それでも結構な賑わいでした。ここまでになるのには、館長始めスタッフの並々ならぬ苦労があったようです。今では、クラゲの展示されている種類数が世界一(ギネス認定)とか。またノーベル化学賞の下村先生が名誉館長を勤めておられます。

※ 旧水族館正面(11月で完全辺閉舘の予定。今はトイレのみ使用可 )

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※ すぐ向かいの数m高い所に建てられた新水族館。(近くにある灯台の丘から見る) 

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※ 入り口ゲートには、可愛いクラゲのライト 

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※ 禁止行為の表示マークもクラゲです。

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※ 階段途中にもクラゲちゃんが・・。

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 中には、くらげグッズなどの売店やレストランもあります。レストランでは、「くらげ定食」「くらげラーメン」など特色あるメニューで、お客さんにも大好評。定食の味もGoodでした。 さらに、屋上は芝生と木で遊歩道のように造られており、日本海の夕日を見るのには最高!という感じです。

 と言う訳で、楽しい1日を過ごして参りました。 展示のクラゲに関しては、実際にご覧頂くのが一番良いと思います。一目瞭然です。

詳しくは、http://kamo-kurage.jp/ へ。 ちょっとPRのし過ぎかな?。

 

 

シャック訪問と栗拾い

 今日は、JA7ZP,JA7GYPそれに私のトリオで、JA7NUM佐藤さんのシャック(無線室)訪問を兼ねた栗拾いを楽しんで来ました。NUMさんは、自宅からは20数Kmほど離れた高台に、シャックを作って無線を楽しんでおられます。そのすぐ後が栗林になっています。到着して見ると、広大な敷地にタワーが2本、誠に羨ましいロケーションでありました。「これなら1.8MHzも簡単に出来そうだなぁ。」と言うのが皆の一致した第一声でした。

 まず栗拾いです。身なりを整えて栗林に向かい、入る前に「熊対策」のため、まず大きな音を出して熊チャンに知らせ?ます。こうすれば人間が居る事を熊チャンが知って、近寄って来ないとか。

 ★ ↓ 栗林で。JA7GYP  JA7NUM (オーナー)  JA7ZP

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★ ↓ 本日の成果

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2~30分くらい栗拾いをしてからは、改めてシャックの見学(我々の世界で言う所の ”臨時検査" )です。八重洲無線のトランシーバFTDX9000MPとリニアアンプVL-1000が鎮座しています。試しに14MHzを聞いて見ました。丁度 W1AW / 5 (New Mexico) が盛んにCQ を出していました。ここで聞くと、ノイズレベルが低く、さほど強くない W1AW / 5 の信号も浮き上がって良く聞こえて来ます。「町から遠いとこんなに違うんだねぇ。」が素直な感想です。それからNUMさんの奥様お手製のお寿司などをご馳走になりながら、しばしのDX談義に花を咲かせて約1時間ほど、今後のNUMさんのご活躍を祈ってお別れをしました。

 いろいろとお世話になりました。でも、電波の上だけは「ライバル同志」ですので、負けないようにガンバリマス。

★ ↓ シャックで。 JA7GYP     JA7NUM (オーナー)     JA7ZP

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老無線機の修理

 もう、かれこれ30年以上は使ってきたアイコム社のIC-760であるが、大分以前からあちらこちら故障の発生する頻度が高くなって来ている。今回は、14MHz帯の送信時に時々不具合が発生するようになって来た。送信に切り替えると、終段トランジスタのコレクタ電流は景気良く流れるが、肝心のRFパワーが出ないと言う現象だ。他のバンドに切り替えると正常に働くので、これは「終段以降の回路に原因あり!」と睨んで、出力部のバンドパスフィルタ基板をバラしてみた。もう、何十年もこの機械のハラワタを弄くって来ているので、「簡単に行くべ。」と気楽に取り掛かったものの、この基板をはずす為には、電源部、ロジックA基板、リアパネルなどをはずさないとフィルタ基板の取り付けネジが出てこない。云うは簡単、やるは難儀、あっちの線、こっちのコネクタといっぱい外して何とか基板の取り出しに成功。

★ まず、電源部を取り出す。

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★ 目的のフィルター基板(リアパネルのPAユニットの裏側にあります)↓ 

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 基板はコイルとリレーが殆どを占めています。大体はリレーの接点不良か基板のハンダ付け劣化が原因と決まっているので、いきなりリレーのカバーをはずして接点磨きです。14MHzの部分だけとは思ったのですが、ついでなので他のバンド分も一挙に清掃。さらにハンダ面も基板全体にわたって再ハンダ。この位やっておけばおけば安心です。

★ フィルター基板 

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 何しろ一人作業なので、全部の工程を写そうにも、そりゃ出来ません。時々思いつき程度に撮ったものだけですので解りにくいですね。

 修理の効果は・・・というと、数時間後の今も何事も無く働いています。が、3m/m x 6m/mのビスが3個余ったままです!!。どこかに付け忘れたのでしょうが、特に障害は無いので今はこのままで。「歳を取る」とは、こういう事なのかな?。いつも思うのですが、バラすよりは戻す方がかなり難しい。

 次の修理の時に、このビスの行き先を探さねば・・・・。それより、無理を承知で言わせて貰うが、「お願い!故障しないで!!。」 

人気の秘湯へ

 息子夫婦と孫2人の帰省を機に、人気の秘湯へ行ってきました。家からは車でホンの2時間ほどの「鶴の湯温泉」です。何時でも行けそうでいて行けない所ですが、息子が予約してくれていたので行けたと云うのが本音です。「秘湯」の割には開けた感じでしたが、近来の人気振りからすると、さもありなんと言った所でしょうか。350年の歴史があり、時の秋田藩主や、亀田藩主が家来を供に湯治に訪れたとあります。当時を偲びながら、ゆっくり白い湯に浸かると丁度良い湯加減で、日頃の〇〇を忘れてしまいそうです。

f:id:ja7zf:20140814063817j:plainでっかい露天風呂もありますが、とりあえず誰も居なかった内湯で親子を1枚。すっかり気に入って満足満足。

f:id:ja7zf:20140814082941j:plain夕食前の散歩。トンボとバッタ獲りで、じぃチャンは疲れ気味ですが、そこはジジバカぶりを発揮して・・・・。!!。

f:id:ja7zf:20140813161846j:plainここは低いとは云え山の中。すでに秋の気配が漂い始めているように見えます。これが晴天で月でも出ていれば、いい絵になりそうな図です。それにしても、ゆったりとした時間が過ぎてゆく温泉、何とも心が落ち着いてしまって帰りたくなくなります。

フウセンカズラ

 本業?のアマチュア無線の方は、いわゆる「夏枯れ」で電波伝播のコンディションがパッとしないのだが、それなりに少しは楽しめている。今年はアメリカの無線連盟の本部局であるW1AWが、創立100年記念で、1年をかけて50州を1回1週間単位、各州2回ずつ持ち回りでQRVしている。お蔭様でこれまでは一部を除いては、CW,RTTY,SSBと順調に交信する事が出来ているので、出来なかった所は2回目に期待したい。

 さて、この春植えていた「フウセンカズラ」が順調に成長して、沢山の「フウセン」が実りました。

f:id:ja7zf:20140802100739j:plain ちょっと「ほうずき」に似ています。これが茶色になってくると種が採れるようになります。種は1cm弱程度の大きさで、白い部分がお猿の顔というか、ハート型に見えます。別に何かのお役に立つという物でもないのでしょうが、何となく可愛い感じがします。

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 さて、明日3日から当地では「竿灯」が6日まで開催されます。観光のお客さんが沢山お出でになって、人口が一時的に急増します。

ヤマユリ

 6月に芽を伸ばしてきたヤマユリのその後ですが、3~4分咲きになりました。今年は幹(茎?)が増えて4本もあります。1本当たり5,6個咲きそうなので、うまく行けば20個も咲くかもしれません。しかし、採取する時に球根を取り損ねてしまったのに、(2013.7.19記事) 今の根っこはどうなっているのでしょうか。今は鉢植えですが、地植えする時にでも見るつもりです。人間の肝臓のように再生しているでしょうか。密かな楽しみでもあります。それにしても植物の生命力も大したものです。

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