ケーブルの敷設
同軸ケーブルの15D-5AFというのが何年もの間、小屋の脇に放りっ放しでした。 少しは役に立ってもらうために、現用のHF帯で使っているメインのアンテナ用8D-2Vのシャックからタワーの足場までをこれに入れ替える計画を立てました。 本当は全部替えたいのですが、タワーがクランクアップ式なので、UP/DWNする部分はこんな外皮がアルミパイプのケーブルは使えません。 現在はシャックからアンテナまでずーっと8D-2Vをほぼ50m引いていますので、周波数帯によっては損失も馬鹿になりません。 まぁ、気休めでしょうが、一部を太いケーブルにして少しでもRF損失を減らそうと言う姑息な考えです。 シャックからタワーの足場までは大体20m程度です。 まずはタワー側になる方へコネクター(N-P-15D-5AF)を取り付けし、ここをタワーの足場まで引っ張り上げて固定します。
↓ タワーの足場まで引いたケーブル(コネクタに瓶を被せて置く)
ケーブルは普通の8D-2Vや10D-2Vと違って硬いので、整形に難儀しますが何とか下までタワーに留めながら下げて来ます。
↓ タワーに沿わせて下します。
↓ 伸ばしてもまだこれだけ余ったケーブル。
このケーブルは、外側がポリエチレンで水分の浸透が無いので、直接地面に埋めるべく、深さ15cm程度の溝を掘ります。 これっぽっちでも、石ころが沢山出て邪魔くさいし掘りにくいしで、適当に誤魔化しています。
↓ 鍬が無いので、ツルハシとシャベルで堀ります。
ケーブルの埋設が終わった所で、ケーブルを必要な長さに金鋸で切り、ラダーに沿わせて立ち上げて行きます。
↓ 埋設(と言う程の事も無いですが)完了。
↓ ラダーに沿わせる(この長さでもグニャリ曲がらず立ったままです)
ラダーへの固定が終ったら、 端っこをラダーから少し浮かす整形をしてから、パイプカッターやレンチ、大型の半田鏝などを使ってコネクタ (N-J-15D-5AF) の取り付けです。
↑ 鏝台を針金で臨時設置、 鏝は200W(仲間のJA7GYPさんより借用)です。
ここで大失態。 コネクタの中の小さなテフロンの円柱形をした部品を落下!!。 ナンボ探しても見つかりませんでした。 しかし、それ無しでも何とかカッコつけられそうでしたので、 コネクタをレンチで締め付けをして都合よくOKと言う事に・・・。 そのうち見つける事が出来たらちゃんと正式にやります。
↓ 何とかカッコのついたシャック側コネクタ(これもまた瓶を被せて防水)
今日はここまでです。 近いうちに8D-2Vの途中をチョン切って、シャック側にNP-8 、タワー(アンテナ)側に NJ-8 を付けて、このケーブルとジョイントすればメデタク完成の運びになります。 それまでコネクタは瓶の中でサウナでしょうか?。
さて、難儀した分だけの効果が出るか、はたまたガッカリする事になるか・・・楽しみです。