ダミーロードの交換
いやぁ、このブログも思わぬご無沙汰をしてしまいました。 2月にちょっとした油断から怪我を負ってしまい、暫くは「塀の中」で過ごしておりました。 気が付いたら、桜どころかボケ、花カイドウも終っていて、今はツルバラや西洋シャクナゲが咲いてしまい、併せて雑草も負けじと意気盛んな状態です。
さて、普段使っているダミーロードは、大きすぎるので戸外においていますが、いつもカミさんから邪魔者扱いされています。 「そのうちになんとかせねば。」とは思っていましたが、先日、無線仲間の処へ寄った時の事。彼の無線室に丁度いい大きさのがあるではありませんか。ご親切にも譲ってくれる事になり、早速頂いて帰りました。
↓ 頂いてきたダミーロード。(Nコネ変換を取り付けたところ)
頂いたダミーは、大きさがコネクター部の突起を除いて 150 (W) x 250 (H) x 400 (D)ですので、これなら室内に置いても丁度良い感じです。 放送局仕様で定格電力500Wと来れば、アマチュア的には1KWで2~3分は軽いと読んでおります。
今まで使っていた物は、大きさが 320 (W) x 500 (H) x 650 (D) あり、おまけに重量は35Kg位もあったので、いかに「ジャマ」だったかが良~くわかります。
↓ でっかいダミー。(防雨対策でブルーシート。 上の緑シートは廃棄物ののコピー機)
今度は、新しいダミーの試験をしてみることにしました。 まぁ、HF帯で性能が問題無ければ良い訳ですから、あまり難しくは考えない事にします。 測定器は、買いたてホヤホヤのAA-54(リグエキスパート)です。 はじめはAA-54へMコネとミノ虫クリップを組み合わせた治具(と言えるか?)で、ダミーの変換前のコネクタに直にクリップで接続して測ってみます。
↓ 取敢えずクリップで挟んでやってみる。
結果は、F=28.500MHz Z=53.9Ω SWR=1.3 R=52.3Ω X=13.4Ω L=74nH
という結果でした。が、クリップの位置を別の方向へずらして測ると、また違った結果が出ます。(当然といえば当然ですね) やっぱりきちんとコネクターで接続してやらないと、まともな測定値にはなりません。
↓ キチンと変換コネクタをつけて、もう一度。
今度はどうでしょうか?。同じくF=28.500MHzです。
Z=50.1Ω SWR=1.01 R=49.9Ω X=0.0Ω L=0.1nH と出ました。 さっきのクリップとは全然違っています。 これなら文句なく使って行けます。(元々プロ用なんだから当たり前か・・・。)
あとは、今までのデカ・ダミーの処分を考えねば。