花見-Part2
先日の勢至公園の花見で味を占めてと言う訳ではありませんが、 今日は大潟村の通称「菜の花ロード」へ行ってきました。 天気は曇りなので
ちょっと冴えないかもしれないなと思いながら出発。 ここは電車などは通っていないので、車で行きます。 自宅から勝手知ったる裏街道を通りながら、40分ほどで着きました。
地図上の298号線(くの字の道路)が菜の花ロードです。 道路の両脇に菜の花、そして桜の木が延々と植えられていて、結構見事な景観が10Kmくらい続きます。 今日はほんの少し時期が早かった感じで、「大潟富士」を境に東側はあまり冴えませんでしたが、 西側はどうだとばかりに満開です。 この道路の丁度真ん中辺(くの字の丁度曲がる所)の脇に「日本一低い富士山」があり、 頂上が海抜0m、道路面からの高さが3,776 cm、「大潟富士」と名付けられていますが、築山なので、正式に山とは認可されておりません。 頂上が0mと言う事はこのあたりの道路は海面より低いという事になりますね。
↓ 菜の花ロード。 観光客の車が次から次と。
↑ こういう表示があったので、 思い出して10数年ぶりに訪ねてみます。
↑ 舗装道路から外れて現場へ走りますが、 運の悪いことにトラックが農機を運搬中。 トラックが遠く離れるまでと、土埃が収まるのを待ってから、今度は自分が土埃を上げながら1 kmほど走ります。
↓ 見えてきました。 東経140度、北緯40度の交会点です。 10度単位の切りのいい交会点は日本ではここだけ!。
↓ 交会点モニュメントです。
↓ 足元を見ると!。
↓ モニュメントの中央には四角い石があって、その上の丸い釦みたいなものが交会点らしいです。(正に点!)
↓ ここは周りを見渡してもナ~ンもありません。
↓ ここで、この交会点についての説明看板を読んでみました。
この場所は、八郎潟の湖底であったところです。 それが干拓によって陸地化されました。
日本測地系といって明治に定められた測量の基準が2002年まで使われていて、この地点はそれに基づいてこの場所に建てられたそうです。
が、現在のGPSでの世界測地系による測量では、実際の交会点は、ここから南東に430mの所だそうです。 でも、こんなダダッ広いところだ。 4~500m違ってもどうってことは・・・ない感じがします。
面白いですね。
ぜひ一度お訪ねになっては如何?。
久しぶりの花見
一昨日の18日、「花見に行ってみるかナ。」と思い立って、県南の勢至公園(せいしこうえん)へ決めました。 そこは、芭蕉の句で有名な「象潟」のすぐ北隣の町にあります。 天気は上々で気温も暖かく絶好の日和です。 いつもなら車で出かけるのですが、今日は電車に乗ってノンビリと過ごします。 昼過ぎの上り電車で出発。 たまには電車に乗るのもいいものですね。 単行本などを読んでいるうちに、1時間ほどで「金浦(コノウラ)駅」到着です。
↓ なかなか斬新なデザインの金浦駅正面(”こぴあ”と言う図書館が2階にあります)
秋田市内ではまだ3分咲きであったのに、さすが県内一暖かい土地柄なのか、駅前広場の桜は満開のようです。
↓ 駅前に咲く満開の桜
ここから駅を背に150mほど直進し、信号のある十字路を右折して300mほど歩いてゆくと勢至公園です。
↓ 勢至公園に至る大通り?、 誰も居ない!!
数分で目指す公園に「ト~チャコ ‼」(正平さん流に) 中央に大きな池があってその周りに沢山の桜が植えられており、およそ1000本あると聞いた事があります。
↓ 着いてすぐの道路際の池と桜
池の淵を反時計回りにゆっくりと歩いてみました。 なるほどなかなか見事な景観です。
↓ 上の写真の2本目の木の辺りから池の右側を見る
↓ 公園北側からのほぼ全景(近くの鳥海山も見えます)
↓ 鳥海山が一段と綺麗に見える場所でのアップ
ケータイ電話のタワーが無粋で、せっかくの景観が台無し。 何でこんな所に。
都会の花見と違って人ごみも無く、いたって落ち着いて花見を満喫しました。 あるいは平日だったから人が少ないのかもしれません。
さて、帰りの電車時刻までには、まだ1時間半もありましたので、 公園のすぐ向かいにある神社を見たり、少し足を延ばして漁港まで行ってみました。 別に何があるという訳でもありませんが、船でも見ようかと言う気まぐれです。
↓ 意外に大きいと感じた漁船
↓ 漁港の風景
船が入って来てUターンして岸壁に横付けするのを見て「上手いもんだねぇ。」などと言いながら 漁港で1時間ほど時間つぶしをしてから駅に戻って、4時20分発(だったと思う)の下り電車で無事帰りました。
今日は結構歩きました。 明日はどこかに筋肉痛が・・・??。 でも、明日は朝から不具合になった無線のアンテナを仲間と一緒に直す予定になっています。 タワーに登る時に足がスイスイ上がるかな?
*後日談: 案外素直に上れて、アンテナも直って快調に動作するようになりました。
中波用傘型アンテナ
JA7NIさんの呼びかけに応じて、JA7GYPさんからお誘いがあり、アンテナの設置作業のお手伝いをしました。 3月1日午前、設置現場の大仙市神宮寺のNIさんの受信所へ向かいます。 現場は田圃の中にあり、何ぼでも長いアンテナを展開できそうです。 ワイヤーなどは細いので全く見えませんが、以下写真で想像しながらご覧ください。
3月1日
↓ 建設地(まだ雪が大量に・・・)
↓ 受信小屋と10mのミニタワー
↓ 竹ポールを組立中のJA7GYP(左)とJA7NI(右)
↓ ポールにワイヤーを付けて立ち上げるJA7NI(上)JA7GYP(下)
↓ てっぺんで楽しそうに作業中のJA7NI
↓ 中央部竹ポールの先端(竿灯の御幣を真似たつもり?竹の葉を残した)
↓ 打ち込んだ杭にアンテナワイヤーの端末用竹ポールを縛る
↓ 南側に立てた7~8mの竹ポール
↓ 同、北側のポール
↓ 第1期全景(左が北側、右が南側)
↓ 延長コイルを付けてマッチング調整中
↓ 取りあえずのアナライザー画面
少し見にくいが、475KHz, SWR=1.11, R=48.0Ω, X=4.8Ω となかなかの数値で、目的であるJD1小笠原諸島とのQSOに期待が膨らみます。
3月2日
↓ 同軸とアンテナの間に1:1アイソレーショントランスを入れてテスト
↓ 北側のワイヤーをさらに90mほど伸ばす(向こうの木立辺りにも竹ポール)
↓ ワイヤーの延長によりコイルの巻き数を減らす事が出来た
↓ 最終版の全景(よく見えませんが写真の左端が北側のポール、右端が南側のポールです)
3月3日
この3日間は素晴らしい好天に恵まれて、事は極めて順調に進みました。 3日午後7時にJD1からの電波が発射される予定です。 この日も午後4時半頃GYPさんに同乗させて貰って現場に向かいました。 最終調整を終えて待機に入ります。
今日の夕日は殊の外綺麗でした。 夕方からは流石に冷え込んで来ますが、それでも待望の春は間近という感じです。
さて、肝心の結果ですが、 予定通りJD1から午後7時「CQ」が発射され、ここへはRST579~589と強力に入感してきました。 GYPさんが即コールします。 なかなか応答が来ず、相手は何度も「CQ」を出します。 NIさん始め、数局のJAも呼ぶのですが、やはり応答が帰って来ないようです。 結局1時間ほどこの状態でしたが、相手側の受信ノイズレベルが高いのだろうと想像しつつ、今回は諦める事にして8時過ぎに終了しました。 残念!!。 またいつかチャレンジしてみましょう。
アンテナを作って調整すると言う作業は楽しく、アマチュア無線の醍醐味の一つだなとつくづく実感した3日間でした。 NIさん、GYPさんお疲れさんでした。
↓ アンテナの概略図面です
HFアンテナの修理
使用中のHFマルチバンドアンテナが動かなくなってしまいました。 そこで不具合の内容をメーカーの担当の方へ相談した結果、おそらくはラジエーターのAEU(エレメントをモーターで伸縮するユニット)であろうとの事で、前もって良品を送ってもらう事にしました。 到着後に天気予報とにらめっこしながら、壊れたアンテナの修理日を模索していましたが、好天は21日との予報であったので、仲間のJA7EPO, JA7GYP両氏に応援をお願いして決行することにしました。 この日は予報通りいい天気になり、おまけにこの時期とは思えないほど風が凪いで絶好の日和となりました。 まずはラジエーター部をAEU共々エレメントごとブームから外して降ろします。
↓ 降ろしたエレメントとAEU
↓ ラジエータの無くなったアンテナ
残念なことに、人手が少ないので外したり降ろしたりする工程の写真はありません。
外したAEUを開けてみました。
↓ 「ほら、ここも焼けてるべ。」とGypさん(右)、「うんうん。」とEPOさん(左)。
ある部分が焼け焦げていて匂いもしてきます。 これはどうも雷にやられたとしか考えられません。 エレメントの胴帯に溶けたガイドパイプがくっついて動かなくなっていました。
↓ 焼け焦げて炭化してしまったエレメント出入口のガイドパイプ
↓ 伸縮エレメントは中の方まで銅帯部分が黒くなっています
どうにかAEUを交換して、昼過ぎには修理を完了する事が出来ました。
動作テストも良好。 お二人のお蔭でまた安心して無線を楽しめます。
いつもの年であれば、今頃は冷たい強風、雪でこんなことはやってられませんが、本当に普段の心掛けが良いと・・・?。
しかし、「雷には充分注意を!!」と言ったって、一体どうすればいいのかネ。
3.5MHz用アンテナ
昨日今日と11月とは思えない秋日和です。 前々から3.5MHz用のアンテナを張ろうとは考えておりましたが、敷地の関係から決心がつかず伸び伸びになっていました。 1週間ほど前に意を決して、とりあえず逆V型のダイポールを上げてみることに。 材料は2m/m Sq.のIVにしたかったのですが、あいにく5.5m/m Sq.しか手持ちが無くて、少し重いのですが我慢します。 一応片側の長さを1/4λでほぼ20m余り、同軸ケーブルは電気長1/2λの長さで調整に備えます。 やっぱり狭い敷地の悲しさ、片側がどうしても弛んでしまうのですが、そこは割り切ってアンテナアナライザーで測定してみました。 結果はR = 81 ohm, X = -20 ohm で SWR ≒ 1.8 と大体想定していた状況です。
⇓ 製作したダイポール(トラロープで上に巻き上げます)
⇓ ワイヤーの張りはこれが精一杯。
そこで、インピーダンスのマッチングの為、パソコンソフトを使ってL/C回路の計算をさせて、Lは硬銅線で作り、Cは同軸ケーブルで代用させて給電部へ取り付けてみました。 その結果SWRは1.2まで下がり実用になるところまで来ました。
⇓ マッチング用のL/C
ここで問題が頭をかすめました。 タワーの昇降時にはこのアンテナのワイヤーがタワーの足場、それに足場に付けてあるテレビのアンテナや風速計の風杯、さらにカーポートの屋根などに引っかかるので、その都度に処理をしなければ、どちらかが壊れてしまいそうです。 これから雪の季節になり、吹雪や強風の予報の度に上げ下げする事を思えばこれは大問題。 敷地の狭さに泣かされるのは、私ばかりでもありませんが・・。
仕方がないので今度はダイポール型を諦めて、タワーから1/4λのワイヤーを斜めに1本だけ張る「スローパー型」に挑んでみました。 チマタでは「DXにも良く飛ぶ」との噂も聞いた事があります。
⇓ スローパーアンテナの略図
概略
概略は図の通りです。 このアンテナについてはアマチュア無線を楽しんでいる多くの方がブログやH.Pに記事を載せておられますので詳細は省略。 さて、この図のような作りで、タワーを上げ下げしてもワイヤーが引っかからないように引く方向を定めました。 出来上がって先ず測定です。 上げっぱなしでは、SWR最良点は3.450MHz, SWR = 1.12, R = 54.5 ohm, X = 1.3 ohmという結果が出ました。 目標は3.54MHzなので、ワイヤーが少し長いようです。 再び測定器を繋いだまま、ワイヤーを少しずつ切り詰めていきます。 調整後のSWR最良点は3.540MHz, R = 52 ohm, X = 0.8 ohm, SWR = 1.03 という上々の数値になりました。 大事なのは、調整で使用する同軸ケーブル5D-2Vは、目的周波数の電気的2分の1波長であることです。 これが半端な長さで調整にかかると、何をやっているのか解らなくなるので要注意です。 測定結果から見てOKとは思っていましたが、実際に送信機と繋いで試してみた所では、3.501 ~ 3.574までSWRは1.1以下で意外と帯域が広くて嬉しい結果となりました。
⇓ 給電部の様子
給電部は、アルミ板を加工してコネクタを取り付け、同軸の外皮が直にタワーと繋がり、芯線はシリコン剤で防水して線をエレメントワイヤーと接続しています。
結果的には、特別にマッチング回路などを設けないで済みましたが、どうも「運」も味方したようで、やっぱりやってみなけりゃ判らないのがアンテナだという事を改めて実感させられた経験でした。
⇓ 使用したアンテナアナライザ AA-54 の表示画面です。
熊鍋宴会
前の記事を書いてから2か月余りが過ぎてしまいました。 昨日は金足農高の甲子園準優勝に託けて、無線仲間のえぽさん(JA7EPO)宅の庭園で、「金足農高の甲子園準優勝祝いとDXを肴に語る会」という訳で大宴会を主催して頂きました。 会場はえぽさん労作のブルーシートの屋根が張られて、テーブルやら椅子、炭火の大きなコンロなどなど至れり尽くせりの設備で、こりゃぁ準備に随分迷惑を掛けてしまったなぁとチョッピリ反省。ほどなく各地から仲間10人ほどが集まり、11時過ぎから練習が(飲む)始まりました。 正式に開会する前に練習するのが我らが仲間の習慣になっています。今回はえぽさんが仕留めて解体したという「熊鍋」がメインです。 何となく気がワクワクします。
↓ 練習を終えて、乾杯前のオーナーえぽさんの挨拶。
↓ 具材1. ナス、カボチャなどと熊のスペアリブ?
↓ 普通?の熊肉をネギ、豆腐などと味噌煮仕立て。
熊肉は、”獣の匂い” がするとは聞いていたのですが、えぽさんの作り方が上手いのでしょう、全くそういった事も無く、とても美味しく頂けました。 これはクセになってしまいそうです。 具材には「熊」どころか「牛」「鹿」などもあり、焼きナス、枝豆各種、各自持参のお酒やビール、おつまみ類など、随分と豪勢な宴会になりました。 途中で一時夕立?に遭いましたが、ブルーシートの屋根のお蔭で問題なし。(えぽさんに感謝)
↓ 具材2.牛肉、鹿肉、玉葱など。
宴も進んでくると、そこここでDX情報からアンテナ談義と興が乗って、
時間を忘れるほどに盛り上がってゆきました。
↓ 「練習直後、回らないうちに」集合写真を。
後列左から、JH7BDS, JA7GYP, JA7KQC, JA7HMZ, JA7NUM, JH7ION
前列左から、JA7ZF, JA7EPO, JA7ZP, JA7NI
さて、 気が付けばもう午後4時頃です。 えぽさんにお礼を伝えて、皆さんが帰途へとつきます。 一人轟沈してますが、担ぎ上げてTAXIへ。
いやいや久しぶりに大いに楽しいひと時を過ごせました。 何もかもがえぽさんと奥様、娘さんに「おんぶにだっこ」状態になってしまいました。 このオトシマエは、何時かの機会を見てお返し致したいと思います。 本当におせわになり、ありがとうございました。
↓ ブルーシート屋根に映ったカエデのシルエット。
これを見て一句、「・・・・・。」 酔っていたので忘れました。
* 綺麗なので、この際当ブログの背景画像にしました。
プチ・ツーリング
今日は昼から急に気温が上がって来ました。 家の中をうろついているのも脳が無いので、近場を自転車でうろついてみました。 手形から秋田駅前を横切り、広小路方面へ行くと相変わらず人影が少ないです。 昔は肩が触れ合うほど賑やかだったのに今は数えるほどの人しか歩いていません。 その分、車は結構走っているので、みんな車で移動しているのでしょう。 ここから通り町、保戸野、山王と進んで帰りは山王通りからまた広小路へ。
↓ 広小路から見た県民会館
この県民会館は解体されて、秋田県と秋田市が連携して新しく「芸術文化ホール」として生まれ変わる予定です。 これから本格的に解体工事が始まります。
広小路からこの県民会館方面へ通じる道路は「中土橋」と呼ばれていて、暑くなると名物「ババヘラアイス」が店開きしています。 販売が始まって間もなく当時の女子高生達の間で、バァちゃんがヘラでアイスを盛ってくれるのでこう言う呼び方になったとか。 今では1社が登録商標にしているらしいですね。
↓ 秋田名物「ババヘラアイス」
因みに、売り子さんが20歳台でも80歳台でも「ババヘラ」です。 決してババァと蔑視するのではなくて、 親しみを込めた「ババ」なのです。 売り子さんの中には、”ばら盛り”と言ってそれこそバラの花の如く綺麗に盛ってくれる人もいるそうです。(私は出会ったことがありません)
この売り子さんに聞いたら「あら~、私は出来ね~。ごめな。」と言われてしまいました。 このアイスのお店は県内各地に出店しています。 国道などを走っていると、あちらこちらに見かけます。
バラ盛りの売り子(売りバァ?)さんに巡り合えた人はおみくじで言えば「大吉」とのこと。 一度天気のいい暑い日に秋田県内をドライブしてみては如何?。
↓ これがバラ盛り(参考画像)
ババヘラのすぐそばから秋田駅方向を映してみました。 ここのお堀は「睡蓮」や「ハス」が沢山咲きます。 今の季節は睡蓮も終わりに近く、ハスにはまだ早すぎます。 ハスが満開になると上野の不忍池にも劣らぬ景色になります。
↓ ハスの群生。 睡蓮は道路際とこの絵の奥側。
↓ 終りに近い睡蓮
睡蓮も終わり、梅雨が明けて夏が本格化すると、ここもハスで埋め尽くされるでしょう。