JA7ZFのブログ

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ツーリングもどき

 今日は朝から上天気になりました。 明日からは雨が降るとの予報なので、いくらかでも遠出をしたいと思い、2年ぶりに自転車を出しました。 タイヤの空気が少しぬけていたので、それを補充して昼過ぎに出発。 出て間もなく「あれ、思ったより暑い。」と思ったがかまわず長袖のシャツのまま進みました。 はじめはツツジ祭り中の千秋公園に行くつもりでしたが、駅近くを通っているうちに心変わり。 遥か南側の一ツ森公園にコース変更です。 秋田駅西口前から昔の大堰端を通り、太平川を渡って牛島方面へ。 ここで自販機でスポーツドリンクを購入して「まんず一杯。」 汗をかいた体にはビールの次に美味い!!。 ここからJRの車両基地の横を通って行くとき、丁度「こまち}が通りかかったのでパチリ。

        ↓ 高架ではなく地上を走る「こまち」

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 こ線橋を渡ると間もなく一ツ森公園入口です。 自転車に乗ったままではとても登れないので、押しながら上まで行きます。 てっぺんに着いたら誰も居ませんでした。 物好きしか来ないのかな?と思いつつ少し下の

「黒沢家住宅」前で数人のお年寄りが歩いて来ました。 あっちも「お年寄りが自転車でフラフラ走ってるワ。」なんて思っていたかも。 この「黒沢家住宅」は、旧秋田藩主佐竹公の重臣であった黒沢氏の住宅で、元々は千秋公園近くの旧東根小屋町にあったものをこの公園に移設され、市の文化財になっています。 こんな所に移したりしたら、文化財の価値もガタ落ちと思うのは自分だけでしょうか?。

      ↓ 下から撮影したので一部分が見える「黒沢家住宅」

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 ここから更に下の方へ降りて行くと、 何だか良く判らない建物があります。 立派な門がある入口(ではないかも知れない)を入ると広場らしきものが見えますが、その建物には繋がってないようです。建物の裏手(と思う)には池があって魚は見当たりませんが、アメンボはいっぱいおりました。       ↓ 立派な門(左手奥がメイン?の建物)

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           ↓ 正体不明の建物(正面?)

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          ↓ 同じく裏側(上の写真の左側)

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 建物の側面には障子も襖も板も何もありません。 柱だけ。 一体何の用途で作られたのでしょうか?。 「能舞台?」にしては低すぎる感じ。「茶室?」にしては畳も囲炉裏も無い。 

 さて、さらに下の方へ降りて行くと、今度は大きな岩がゴロゴロ置かれた庭園(らしき所)に出ます。 とにかくやたらと岩を置いたという感じで、意図がよく判りません。    ↓ 岩庭園(1)

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        ↓ 岩庭園(2)上の写真の道路を挟んだ向かい側

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 という訳で、今日のツーリングもどきは、疑問の残ってしまった不思議な「小さな旅」でした。 

 明日から2,3日は雨続きらしいし、庭の草取りも出来ないようなので、(これはこれでチャンスと自分流に解釈)日々机の前に座ってゆっくりと無線でも楽しむとしましょう。

 

北斎の富士

 今日は、横手市にある県立近代美術館で開催中の「北斎の富士」と題された展覧会を見に行きました。 この美術館のリニューアル記念という触れ込みであったのですが、行ってみたらどこがリニューアルされたのか全然わからなかった。 

        ↓ 秋田県立近代美術館横手市

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 それはともかく肝心の「北斎の富士」、入り口で観覧料1000円を支払って5階の展示場へエレベーターで上がります。 

     ↓ ポスター                                      

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 会場の入り口では綺麗なお姉さんがチケットを確認した上、会場内での注意事項などが言い伝えられました。 お客さんは平日と言う事もあってか少なく、(それにしても極端に少なすぎる・・・5~6人)お姉さんに「随分客入りが悪いねぇ。」と言ったら、バツが悪そうに「はい、土日はもう少し多いんですが・・、どうか皆さんにPRして下さい。」と懇願?されました。 まぁ、人が少ない分一つ一つの作品を、じっくり鑑賞出来ましたのでとても良かったのですが、これが自治体の運営だからいいようなもので、民間だったらとっくの昔に〇〇〇〇いるところです。 しかし、日本画好きの私としては、普通なら簡単に見られないものを、こうして地方で安く見せて頂けるのですから感謝すべき事だと思っています。

 この展覧会では、かの有名な版画「富嶽三十六景」、スケッチ的な「富嶽百景」などが展示されています。 滅多に無い機会と思って、車で約1時間かけて来た甲斐は充分過ぎる程でした。 教科書や美術書でしか見たことが無い、「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」「尾州不二見原」「甲州石班澤」(これはカジカザワと読むが、石澤とあるのは石澤の誤りでは?との解説あり)等々、100点余りをゆっくりと堪能しました。 

         ↓ 神奈川沖浪裏

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         ↓ 凱風快晴

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         ↓ 尾州不二見原

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      ↓ 甲州石班澤(かじかざわ)

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  芸術的な判断などは私には烏滸がましいので控えますが、それにしても描かれた線の細さといい、人物や動物の姿、表情などとても版画とは思えず、描いた人(もちろん北斎ですが)も凄いが、さらにそれを彫る人も、刷る人も負けず劣らず凄いなぁと、それしか考えることが出来ませんでした。 今日は本当にいいものを見せてもらいました。 やっぱり音楽と同じで「ナマ」はそれなりの感動があります。

 美術館前の広場には彫刻?らしきものが何点か。 一例に写真を。

           ↓ 何故か、マンモス?

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        ↓ 秋田名物「秋田犬」(一見、競馬のパドック!!)

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     ↓ 同じく秋田名物「声よし鶏」(私は見た事ありませんが)

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 何とはなしに違和感が有る様な無いような、不思議な存在感です。

最近は無線の方のコンディションが今一歩パッとしないので、たまには「教養」を深める行動をせねば・・・? という訳で。

                   では、またそのうちに。

 

とりあえず・・・

 随分長い間ブログをサボッてしまいました。 どうもここ暫くの期間は何もやる気が起きないというか、無線の小物機器でも作ろうと思ってはみても特別必要なものも無しという訳で、ただボ~ッと過ごしていた感じです。 仕方がないので庭の草取りでもと思い立って重い腰を上げてみました。 いやいや、雑草が我が物顔で栄え揃っている状態です。 それでも何とか目立つところだけでもと引っこ抜いてどうにかサマになりました。

 落ち着いたところで、庭の花を見ると、見かけないものが咲いています。 

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 今までは、「こんな花たち!!」は見たことがありません。 どこからか種?が飛んできたのかはわかりませんが・・・。 一見したところ、花はスズランに似ていますが、葉っぱは水仙か又は葱みたいな感じです。 それに花びらの先端は緑色をしているのです。 どなたかご存知でしたら教えて下されば嬉しいです。 

 今年の我が家の花々は、世間一般より少し遅いような気がします。 ボケも今が盛りで、ここには赤と白が一緒に咲いているものもあります。

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 この他にもライラック、白ツツジ、つるばら、百日紅金木犀彼岸花、数種類の紫陽花などがあり、冬の期間を除けば大体何かは咲いているようにしていますが、実際はそう上手くは行きません。 今年は見た所、ツツジ、夾竹桃、ライラックが枯れ気味で、 今の所様子見です。 特にライラックはとうとう花が咲きませんでした。 原因は素人の悲しさで全く判りません。 

 植物だって「面倒見」の良し悪しによって違うんでしょうね?。

 とりあえずは生存証明です。 そのうちにまた・・・。

やっと本格的な春

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 3月も半ばごろには家の周りの雪も無くなって、どうやら本格的な春が来たようです。 昨日の午前、久しぶりに庭に出ました。 冬の間の吹雪や風で紙屑やらコンビニの袋、果ては建設現場からと見られる発砲スチロールの板等など、様々な物が飛んできて何故か我が家の狭い庭の隅に溜まります。 1時間ほどでどうやら片付けが終わりました。 ナマっていた体が目を覚ました感じですが、明日は腰のあたりが痛くなるかもしれません。 周りはすっかり春らしくなり、 草花が一斉に元気になっています。 ここでも福寿草やクロッカスが咲いているし、水仙、チューリップも5センチほどに伸びてきました。 桜は来月半ばを過ぎないと咲きませんので、お花見はもう暫く間があります。 しかし、何故なのでしょうか、桜の季節になると何となく落ち着かない気持ちになるのは、日本人特有の気持ちなんですかね?。 不思議だ。 

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 このあと、まだまだやらねばならない事がいっぱいあります。 調子の悪いアンテナを始め、同軸ケーブルの取替、そしてメンテナンスなど。  しかし年齢相応なのでしょうが、取り掛かるまでが大変で、その気になるまでは時間が掛かります。 のんびりしているとまた雪が・・・ナンテ。

 

初除雪

 さて、去年の暮12月21日に愛用の無線機(IC-7700)が、突然「バンッ」という音と共にウンともスンとも言わなくなり、修理の間は借用中のサブ機(IC-760pro)を使っていた所、新年6日にこれもまた「ポチッ」と小さな音がして電源が入らなくなってしまいました。 何だか、こうも故障が続くと今年の運勢は怪しげな感じになってきました。

 でも、修理中だった愛機が15日に帰ってきました。 やっとこさ、元の生活?に戻れる事になって一安心です。 

 今年は正月も積雪無しで最高でしたが、この調子で行く筈はないだろうと思っていたら、やっぱり中旬あたりから降ってきました。 大体例年並みかと思いますが、東京方面では「南岸低気圧のせいで大雪が積もった。」とテレビのニュースで大騒ぎです。 雪国では準備がしっかりしているので、どうと言う事も無いのですが、普段雪の降らない所では大変なのもよくわかります。

 今年初の除雪車が我が町内にやってきました。 幹線道路では深夜にいつもやっていますが、一般の住宅街の道路は後回し?なのかも。

 除雪すると家の玄関前にショベルローダーで寄せられた雪が溜まってしまうのです。これが固い上に重くて寄せるのも大変ですが、最近は担当の若い衆が寄せるのを手伝ってくれるので助かります。 

 これが無ければ雪国の生活もそんなに悪い事ばかりでもないのですが・・・。

        ↓ 除雪中。 道路の雪を何か所かに集めて行きます。

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         ↓ 家の前の雪は、道端に山盛りに・・・。

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 どうか、今年は「雪は少なめに。」そして「機械は故障の無いように。」

 

故障は続く

 新しい年になりました。 実は昨年身内に不幸があり、新年のご挨拶は失礼を申し上げます。 暮れ近くになってタワーがUPしなくなった事に続き、その後1週間も経たずに今度はメインで使っていたトランシーバーIC-7700が「バンッ」という大きな音と共に電源が切れ、その後入らなくなってしまいました。 そんな訳で、今は「入院中」なので仲間のGYPさんから借用中のIC-760proを代用していますが、実際代替えで使ってみて、「エッ、昔の機械ってこんなにS/N悪かったのか?。」というのが正直な感想です。 7700導入前までは、IC-760(proの前の型)をゥン10年も使っていたのですが、気にもしておりませんでした。 技術の進歩は凄いです。

       ↓ 修理で入院中なので、左側の定位置は「空き」です。

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 「故障って、何故か続いて起こるもの。」とはよく言われている事ですが、正にそれを実感した出来事になってしまいました。 

 今月下旬からは、3Y0Zを始め多くのDX-Expedition局がQRVする予定になっていますので「早く修理が完了して戻ればいいな。」と首を長くして待っているところです。

 やはり、メイン機が有るのと無いのでは月とスッポン、やる気に多大なる影響を及ぼします。 なんとなくサブ機では「電波の飛び」が悪いような・・気持ちになります。

 今年はトラブルなどに見舞われませんように!!。

タワーが Up しない!!

 一昨日の深夜は強風が吹いたようで、タワーが完全にクランクダウンしていました。 風が弱まったころにUPボタンを押してみたのですが、高さ表示の数字が上がりません。 すぐに外へ出てタワーの制御盤を開けて、モーター制御を Local にして UP してみたのですが、モーターの回転音はするのですがやっぱり上昇しません。 実は、去年あたりから兆候があって、Up操作をしても時々上がらないという事がありました。 それでも一旦 Down を押して、ちょっと下げてから Up を押せば問題なく上昇していましたので、今まで騙し騙し動かしていたのです。 それが昨日は全くピクリとも動かなくなってしまいました。

 今日は風も無く雪も降る様子が無かったので、 昼前に外へ出てタワーのウィンチボックスのカバーを外して動かしてみました。 すると、モーターは回るのですがウィンチの方が動きません。 見ればなるほど、ベルトが緩んでいる様で、モーターのプーリーは回れどウィンチ側のウォームギアのプーリーが「ジッと」したままでした。 そこで、モーター側の取り付けボルトを調整して、ベルトを少し張ってから再びUpしてみると、何とか通常通りに動きます。 念の為に高さ表示のセンサーであるロータリーエンコーダーの回り具合も手で回して試してみました。 軽いタッチでスムーズに回りますので問題は無いようです。

                ↓ 最初にカバーを外したところ。

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 ベルトを見ると、どうも色具合といい弾力性?といい怪しい感じに見えます。 モーターの位置を下げてベルトを張ってはみたものの、そのうちに切れるんでは? と疑問になってきたので、この際、交換することに決めました。 そういえば、このタワーを立てて以来6年目に成らんとしている訳で、いくら何でもそろそろ寿命が来ているのではと思ったのです。

            ↓ ベルトのクローズアップ。(昔は黒かった筈が茶色っぽくなって・・・)

                  奥の白い小さな箱にロータリーエンコーダーが付いている。

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 早速知り合いのベルト屋さんへ出向き、 MITSUBOSHI の A-53 というVベルトを、今後の予備にと思い2本買ってきました。 

           ↓ ベルトの比較。(内側が新品、外側が寿命?品)

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 色を見ただけで随分と違う事が判ります。 人も古くなると色が褪せて来るからなぁ。 すぐ取替にかかります。 モーターの取り付けボルトのナットを元の位置に大体合わせてから、ベルトをプーリーに掛けます。 その後ナットの高さをベルトの張りを確認しながら調整し、最後に固定して完了。 勿論、最終テストは2~3回の Up & Down を繰り返し、異常が無ければメデタシ、メデタシです。

                  ↓ 作業は無事に終わりました。

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 この後、カバーを被せ、小さいボルト6個、 パッチン錠8個をセットし、ワイヤーの入り口部分の防水をして終了しました。 その後は、一旦 Down しなくとも Up 1回で素直に上昇してくれるようになりました。 もっと早くベルトを交換しておけばよかったなぁと反省。 何事も思いついた時が「吉」かな?。